2011年1月23日日曜日

6日目 2010/12/30(木)いよいよ北欧へ

今回利用したKLMのフライト予約をするとき、2都市滞在型でチケットをとった。
アムステルダムとコペンハーゲンを滞在地としたので、この都市間の移動はKLMが使える。
そのためにブリュッセルからは直接コペンハーゲンへ行けないので、一度スキポール空港へ戻らなければならない。
再び列車でブリュッセル南駅からスキポール空港駅へ移動。

さよならベルギー(車窓から)
行きはタリス指定席で快適に来たのだが、復路は節約してオープンのチケットにしたため、列車も席も自由である。
幸い南駅から乗り込んだわれわれは席が確保できてよかったのだが、この列車どんどん混んできて、アントワープあたりでは立ってる人もやや苦しそう。今回の旅で見た一番混雑している光景だった。
そこまで混む前に車内検札がまわってきた。
切符を買わずに乗り込んだ二人の黒人が車内で買おうとして、なにやら車掌ともめている。乗る前に買えと、かなり厳しく注意している様子。
結局一人は次の停車駅で降ろされてしまった。
なるほど、駅に改札はないが、切符を持たずに乗るとこんなことになるのか。

オランダに入ってから、すこし混雑は緩和されたが、こんな状態でも車内販売(ワゴンカー)がやってきた。
なんとかワゴンを進めようとしていたが、さすがに通路を進めないので、遠くの客からオーダーだけとって、手持ちで運んでいった。
ひえー、根性あるなあ。

空港の売店、チーズがうまそう
スキポール空港について、さっそくフライトのチェックインとバゲージドロップを行う。
ここではチェックインも、荷物預けも全て無人化されている。
係員は立っていて操作は教えてくれるだけ、これはかなりの人件費軽減が図られているとみえる。
操作はタッチパネル方式、言語は日本語が選択できるのでうれしい。ところどころ翻訳がおかしいが十分理解できる。
スーツケースを預けるのも機械式。ところがボクが持っているスーツケースが重量オーバー(25kg)で警告を発した。フロントへ出向けと言う。これでは追加料金をとられてしまうので、別のスーツケースへ荷物を移動した。
これで無事計量を通過してベルトコンベアで運ばれていった。

スキポールから約1時間で、カストラップ空港(コペンハーゲン)に到着。
スキポールのカフェでサンドイッチを食べたが、もう夜である。
北欧は夕方4時を過ぎると、もう夜のような暗さになる。
まだ荷物も持っているし、空港で食べていこうと思うのだが、バーガーキングぐらいしかやっていなさそうである。荷物をカートに乗せて、バーガーキングへゴー。
やや物価高め、こういうものは世界中味は変わらないね。

iPhoneのマップ
さて、毎度のホテルへの移動である。
前日にベルギーのホテルでコペンハーゲンの資料をダウンロードしたのだが、このホテルはインターネット接続が有償であった。
なので1時間だけ接続を契約(4.5ユーロ)(約500円)しかも無線ではなく有線のみ。
こんなこともあろうかと、持って行った無線アクセスポイント機器がここで役に立った。これを有線LANにつなぐとwi-fiで接続できるようになる。
よかった。無事iPhoneにデータを収納。
資料によると、カストラップからメトロでホテル近くの駅まで行くことができる。
駅からは徒歩で10分程度である。
このパターンも3度目なので、だいぶ慣れてきた。

空港から駅に向かって歩いていくと、途中で切符の自動販売機。
ここもタッチ式で切符が購入できる。クレジットカード使用可。
切符を持って進んでいくと、ここでも知らぬ間にホームまで着いてしまう。この感覚はまだ慣れない。途中駅員も係員もだれもいない。
自転車がそのまま乗ってる
コペンハーゲンのメトロは無人列車である。神戸のポートライナーみたいな感じね。
この路線は比較的最近できたらしく、全体的にきれいだし車内も立つスペースは広々している。ヨーロッパの列車やメトロは、自転車が折りたたまずに乗り込めるところが多い。このメトロももちろんOK。そんなのもあって、広いスペースが確保されているのだろう。
ただし、車内の床は靴などで雪が持ち込まれるからだろう、かなりどろどろ。その泥がシートにも結構ついている。
メトロは5分以上待たされることなくじゃんじゃんやってくる。行き先さえ間違えなければスムーズに移動できるのでなかなか快適である。

目的の駅で下車して、ホームからエレベータに乗って地上へ出ると、すぐに外である。
この「プラットホームからいきなり外」がどうも慣れないな。
改札という、内と外を区別するものがないとなんだか落ち着かない。
iPhoneのマップを頼りに進んでいく。見慣れたセブンイレブンのコンビニを通り過ぎ、さらに行くと宿泊先である「Hotel Copenhagen」に到着。

ホテル入口(翌日撮影)着いた時は真っ暗
このホテルも安い。
名前だけ聞くと、コペンハーゲンで老舗の高級ホテルみたいだが。
4人部屋で、トイレとシャワーは共同。
テレビは一応部屋に置いてあったが、どうやっても電源が入らない。
ついたところで言葉がわからないし、さして見ようという気も起きない。
スーツケースを広げるのもたいへんなほど狭い。(詳しくはホテル編参照下さい)
かなり疲れていたので、ちょっとベッドで横になったら眠ってしまった。
しばらくしてカミさんに起こされ、ちゃんと布団に入れと言われ、一度は入ったのだが、今度はそのあと目がさめてしまい、眠れなくなった。
シャワーを浴びて、部屋に戻ると家族はみんなもう寝ている。
部屋ではネットもつながらないので、荷物を整理したり旅の思い出を整理しながら、そのうち眠くなり就寝。

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