2011年2月2日水曜日

8日目 2011/1/1(土)新年はコペンハーゲンで

新年あけましておめでとうございます。
コペンハーゲンで迎える2011年の朝である。
旅行も終盤を迎え、大きなイベントは残すところきょう一日のコペンハーゲン市内観光だけである。
明日は帰国のフライト、そして翌3日に関空へ到着だ。

チボリ公園付近
時間もないので、できるだけ早くに市内へでかけたい。
8時過ぎにフロントへ降りてみると、真っ暗?
よーく見ると、机の向こうにはいつもの北欧系の綺麗なお姉さんではなく、インド系のおじさんが座っている。
この日だけは、あのおいしい朝食は9:30から営業なのである。
だれも1月1日の朝早くから活動しないのだ。
ん〜、残念だが仕方がない。ここで営業開始まで1時間以上待つのは時間がもったいない。
でかけ際によくみたら、ロビーのソファーで誰か寝てる。昨晩のカウントダウンで夜更かししたんだろうね。

気温はキーンと冷え込んでいるが、天気は上々。
街の中心地までは歩いても20分程度で行くことができる。通りのあちらこちらには、昨晩の打ち上げ花火の残骸が放置されている。
誰が片づけるのかね。
川にかかる橋を渡ると、ほどなくチボリ公園に到着。
ここは冬季間は営業中止であるが、クリスマスシーズンだけは営業している。それも12/30には終了。
柵越しにながめるしかない。
車はそこそこ走っているが、人の姿はとても少ない。
コペンハーゲン中央駅
朝飯を食べそこなったので、どこか営業しているところはないものか?
そこで思いついたのが、コペンハーゲン中央駅である。
ここなら人が行き来するしカフェぐらいはオープンしているだろう。
はたして行ってみると、あいてるあいてる。
カフェで朝食。
フランスパンのサンドイッチがおいしい。

ここから街の目抜き通りを散歩しながら、アマリエンボー宮殿を目指す。
にぎわう通りも飲食店以外のほとんどの店は閉店。
元旦だし仕方がないね。
ロイヤルコペンハーゲンもウィンド越しに見るだけ。
店は閉まっていても人通りは結構あるものだ

衛兵カモーン!勢ぞろい
アマリエンボー宮殿では衛兵の交代式が見られる。
到着してみると、すでにたくさんの人が集まって人垣ができている。
みんな大きいので、後ろからだとほとんど見えない。
心優しいオジサンがたが、背が低い東洋人(ボクらのこと)を前に入れてくれた。
なんだかみんなのんびりしてるよ。
娘達はというと、最前列まで場所を空けてもらって特等席で衛兵の到着を待つ。
吹奏楽の音色と供に、衛兵たちがやってきた。
なんだろうね、あの巨大な帽子は?スタイルが面白い。
寒くても休みなし。

かなり長時間見学してから宮殿内の土産物屋でトイレを借りてから、人魚姫象を見に行く。
姫は上海万博へ出張していたが、無事こちらへ戻ってきた。
アマリエンボー宮殿からは、少し距離がある。コペンハーゲン中央駅から一駅分離れた、カステロット要塞(五角形の星形)の一番端に人魚姫はいらっしゃる。
ここはさすがに人が多い。観光バスも近くに停車している。こんな光景はこの旅行中初めて見たかも。
それだけ名所中の名所ということか。
姫もさぞかし寒かろう
彼女は以外と小さいというか、原寸大というか。
設置場所は水際なので、道路から下へ降りていかないと近づけないのだが、なにせ足場の悪そうな場所だし、雪が積もっていて上級クラスの危険度。
みんなが注目している先で、すっころぶとカッコ悪いな。
下は岩だし、かなり痛そう。
ということで子供たちだけ降りていって、姫に近づいてパチリ。
親は道路からパチリ。

ここまで来るのに、かなり歩いた。腹もペコリ。
パステルカラーの家々
ニューハウンヘ行ってみよう。
ニューハウンは船着き場で、そこに沿って建っている建物がきれいなパステルカラーなのだ。ボクも写真等では見たことがある。この色合いがかなりデンマークらしさを醸し出している。ここまで行って昼飯としよう。
実際に遠目で見ると、写真通りのパステルカラーでキレイ。近づいてみると、建物もかなり老朽化しているのがわかる。
さて、昼飯をどこにするかな、と1軒ずつ外にでているメニューをながめながら検討。
人の出入りが多そうなお店に決めて入ってみる。
なかなか雰囲気のよさそうな店である。
しかし、それにしても店内が暗い。
暗すぎだろう。日本の感覚では、指導が入ってもおかしくないほど。
特にボクのように老眼が進んでくると、暗さにはとても弱い。ムードがあるといえばそうなのだろうが、もう少し改善を望む。
内容はニシンの酢漬けや白身魚のフライなど、魚貝系がなかなかおいしい。

またぶらぶらしながら、街の様子を見学。
中に入って見るような場所が、ほとんど休館で入れないのでしかたないね。
次第に日が落ちていくと、寒さは益々厳しくなる。
ちょっと暖かいものを飲みたくなって、マクドナルドへ飛び込んだ。
コーヒーとホットチョコレートを注文。マクドナルドのいいところは、Wi−Fiに無料でつながること。
明日のフライト情報などを入手して、夕暮れの街をホテルへ向かったのだった。

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